商品企画
2019年/中途入社
R.T.
商品開発
2017年/中途入社
K.N.
企画は直接足を運んで、
情報収集することが重要。
設計だけではない、
モノづくりのすべてを考える開発。
THEME_1商品企画と商品開発について
企画は直接足を運んで、
情報収集することが重要。
設計だけではない、
モノづくりのすべてを考える開発。
- K.N.
- 私は主にチラー(冷却水循環装置)の商品開発に携わっており、新商品の設計から安定量産化に至るまでの仕事を担っています。新商品をどんな仕様で、どのくらいの投資をして、どのくらいの原価でつくるのか、どのくらいの期間で発売までもっていくのかを明確にするのが商品開発の仕事です。
- R.T.
- 商品企画の仕事は、既存商品のリニューアルや、新規商品の企画になります。その情報収集のために、ときには展示会に行ったり、営業に同行してお客さまを訪問したりしています。
企画をする中では、販売方法やモノのつくり方についても考える必要があるため、商品開発や販売促進などと議論しながら進めていくケースもありますね。 - K.N.
- 新商品によっては開発もしっかり入り込んで、企画と一緒にやるという案件もあれば、開発はそこまで手を加えずに、企画が協力会社様と連携して商品を市場に投入するというパターンもありますのでケースバイケースですね。
アピステはファブレスメーカーなので、基本的には新商品は協力会社様に生産をお願いするという形になります。商品も都度「今回の商品はどの協力会社様に生産してもらうのがベストか」ということを調査して、検討して、この協力会社様にお願いするということを決めることも開発の仕事の一つになります。
アピステの開発の源泉は
営業にあると思う。
役立ち度の高い商品づくりを目指して。
THEME_2営業との関わり合い
アピステの開発の源泉は
営業にあると思う。
役立ち度の高い商品づくりを目指して。
- R.T.
- アピステはダイレクトセールスをとっているため、営業がお客さまから直接お困りごとをお聞きしたり、商品についてのご意見をいただけたりするので、それを基に企画を行えるため、「役立ち度の高い商品づくり」ができていると思っています。
- K.N.
- そうですね、アピステの商品はアピステの提案営業だから活かされていますね。アピステの営業だからお客さまの困りごとや要望を把握し、商品を使って解決する方法を提案してお客さまにその必要性を感じていただける。そうした直接、お客さまに提案営業ができる点がアピステの特徴ではないでしょうか。アピステの提案営業を最大限に活かすことのできる商品を企画・開発することで会社の付加価値をより大きくしていくことができるのではないかと思います。
- R.T.
- アピステの開発の源泉は営業にあると思います。企画を進める中では、私たちがお客さまへ直接訪問してコンセプトに対する意見を聞きに行くこともありますが、これも営業が日ごろからお客さまとダイレクトセールスを通して良い関係を築いているおかげだと思っています。営業自身もいまある商品をただ販売するのではなく、どうすればより良くなるかということを考えていますので、企画だけではなく、開発も営業もみんな、もっと良いものはどんなものかということを一緒になって考えています。
お客さまが抱えている課題を
本当の意味で解決できるものこそ
付加価値がある。
THEME_3アピステの付加価値とは
お客さまが抱えている課題を
本当の意味で解決できるものこそ
付加価値がある。
- R.T.
- 商品開発、商品企画では、ただお客さまのご要望にお応えすれば良いのか、「本当に考え抜いたのか」というような話になります。アピステの風土として、グループに関わらず全員がとことん考え抜くというところがあると思います。難しいテーマであっても、何とかそれを実現しないことには、他社との差別化は難しいですし、頑張って取り組まなければいけないと思います。「こういう機能が欲しい」というお客さまの言葉が、本当にお客さまにとって価値あるものなのかというのは、常に考えています。お客さまが抱えている課題を本当の意味で解決できるものこそ付加価値があると我々は思っていますので、そのままお客さまから聞いた機能を付けるのでは不十分で、本当に価値あるもなのかどうかということを見極めるのが、まだ私もうまくできないところではありますが、そこを悩みながら、いろいろと取捨選択しています。
- K.N.
- R.T.さんがいわれたように、お客さまの「こういうものが欲しいんだ」というニーズを営業もうかがってきますが、お客さまが「こういうものが欲しい」といわれるものをつくっても売れないというケース、これが結構「あるある」なんです。お客さまはなぜそれが欲しいのかというのは、「目先でちょうどこういう困ったことがあったから、それを解決できるようなものがあればいいな」という発想でいわれることが多いのではないかと思います。実は別のところに真の原因があることもよくあります。お客さまがなぜそれに困っているのかという本質を把握して見極め、営業がそれを解決するための提案ができるような商品を出していく必要があります。お客さまからヒアリングで直接ニーズを伺ってくるところは、企画サイドのR.T.さんもかなり苦労しているのではないかと思います。
- R.T.
- そのためにも、開発、企画、営業が協力してお客さまに直接訪問して、ニーズや背景について詳しくお伺いする機会を設けるようにしています。
国内シェアトップの
事業を創出したい。
まだまだ成長する余地はある。
THEME_4アピステの挑戦
- K.N.
- 開発チームでのこれからの挑戦としては、制御盤用クーラーに次ぐ、国内シェアトップの事業を創出したいと思っています。もちろんいまある既存の分野・事業においても国内シェアトップになるための取り組みは続けています。そのためにはお客さまは何に困っているのか、なぜ困っているのかを正確に把握し分析していかないといけません。そうした分析や議論を営業担当の方と一緒にしていくために、私自身さらに営業との距離を近くしていきたいと考えています。既存商品の技術的な知見に関しても営業に発信、共有してお客さまに対しても提案できる幅を広げてもらうことができれば、より営業の付加価値向上にもつながっていくのではないかと思っています。
- R.T.
- K.N.さんからありましたが、我々は元々制御盤用クーラーから事業をスタートして、他にもいろいろと商品を販売しているものの、まだトップは取れていない状況です。それでもかなり上位には食い込んでいる状況なので、ここからさらに伸ばしてトップを取ることで、より一層社会にも貢献し、アピステの付加価値も上がっていくだろうと思っています。
同時に、売上を大きく伸ばせる、次の柱になるような商品をつくっていきたい。そのためには、さらに営業が付加価値になるような商品をつくりたいですし、アピステはまだまだ成長する余地はあると思っています。