ミストコレクターの選び方
Webで機種選定をご希望の方
機種選定のための詳細情報を入力いただくことで、
自動計算をして現場にマッチした機種を選定致します。
商品導入をご検討の方
商品導入にあたっての現場確認、商品詳細や価格などの
お問い合わせはこちらからお気軽にご連絡ください。
GME シリーズの選び方
ミストコレクターは必要風量をもとに機種を選択します。以下の順番で必要風量を確認してください。
ミスト発生源の気密性が高い場合
Q: | ミストコレクターの必要処理風量(m³/min) |
(A×B×C): | 加工室の容積(m³) |
N: | 1分間あたりの換気回数(N/min) 換気回数は4~8回で任意に設定 |
ミスト発生源の気密性が低い場合
Q: | ミストコレクターの必要処理風量(m³/min) |
A×B: | 開口面積(m²) |
V: | 風速0.5(m/sec) |
機種選定例 (ミスト発生源の気密性が高い場合)
A=1000mm、B=1000mm、C=1000mmのNC旋盤に取り付けるミストコレクターを換気回数8回で選定する場合。
①ミストコレクターの概算必要処理風量を算出します。
Q = 1×1×1×8 = 8.0(m³/min)
②ミストコレクターを仮選定します。
最大風量が①の必要処理風量を上回る機種を仮選定します。今回の場合は最大処理風量が12.6m³/minのGME-S750-Proになります。
③直管部の長さを算出します。
1.0 + 1.0 + 0.5 = 2.5(m)
④曲り部の直管相当長さを表1から換算します。
曲り部のR/Dが1.5なので、直管相当長さは表1から10Dです。曲り部が2か所であることと、②で仮選定したGME-S750-Proの吐出口に接続するダクト径がφ125であることから、ダクト曲り部の直管相当長さは、次のように換算できます。
10×0.125×2 = 2.5(m)
⑤合計直管相当長さを算出します。
2.5 + 2.5 = 5.0(m)
⑥ミストコレクターを選定します。
⑤で求めた合計直管相当長さの抵抗曲線と②で仮選定したミストコレクターのP-Q曲線との交点をみます(図1)。図1よりダクト直管相当長さが5m時の風量は11.3m³/minとなり、①で求めた必要処理風量を上回るので、GME-S750-Proを選定します。
※ダクトの種類により値が変わります。詳細はダクトメーカーにご確認ください。
お問い合わせ
商品に関するご質問や、お見積のご依頼など
お気軽にお問い合わせください。